FXの基本用語|レバレッジ・pips・追証を整理

FX初心者

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口座の説明や取引画面に知らない言葉が並ぶと、比較する前に迷ってしまいます。ここでは、取引量・費用・損失に関わる用語から整理します。言葉の意味を確かめながら、利用するサービスの取引説明書と照らし合わせてください。

通貨ペア・買い・売り

通貨ペアは、USD/JPY(米ドル/円)のような2つの通貨の組み合わせです。米ドル/円の「買い」は、円に対して米ドルが上がると為替差益、下がると為替差損が生じます。「売り」はその逆です。買いをロング、売りをショートと呼ぶこともあります。未決済の取引は「ポジション」または「建玉」と呼びます。

証拠金・必要証拠金・有効証拠金

証拠金は取引の担保として預けるお金です。必要証拠金は、その取引を保有するために求められる額。有効証拠金は、口座残高に未決済の評価損益などを反映した額です。画面での名称や計算項目は会社によって異なります。

必要証拠金は購入代金でも、損失の上限でもありません。相場が急変すると、預けた証拠金を超える損失が発生する場合があります。

最大レバレッジと実効レバレッジ

最大レバレッジは、サービス側が設ける取引可能な倍率の上限です。実効レバレッジは、現在の取引総額が有効証拠金の何倍かを示す目安で、概算は取引総額 ÷ 有効証拠金です。

例えば、米ドル/円が150円のときに1,000米ドルを保有すると、取引総額は15万円です。有効証拠金が10万円なら実効レバレッジは約1.5倍。最大倍率を変更しなくても、取引量や評価損益によって実効倍率は変わります。複数の建玉や両建てがある場合は、利用先の計算ルールを確認してください。

ロットとpips

ロットは取引量をまとめた単位です。1ロットが何通貨・何オンスかは会社・口座・銘柄ごとに異なるため、「0.01ロットだから少額」とは判断できません。

pipsは値幅を表す単位です。一般的に米ドル/円は1pip=0.01円(1銭)。150.00円から150.10円への変化は10pipsです。このとき1,000米ドルの買いポジションなら、費用を除く為替差益は0.10円×1,000=100円となります。ツール独自の表示単位や、GOLDなど別の商品の仕様とは区別してください。

単位の参考:OANDA証券のスプレッド・pipsの解説。

スプレッド・手数料・スワップ

  • スプレッド:買値(Ask)と売値(Bid)の差。狭いときの数値だけでなく、拡大する条件も確認します。
  • 取引手数料:売買に別途かかる費用。スプレッドだけで口座を比較すると見落とすことがあります。
  • スワップポイント:通貨間の金利差などを反映する調整額。受取りだけでなく支払いもあり、金額や受払いの方向は変わります。

成行・指値・逆指値

  • 成行:価格を指定せず売買する注文。画面で見た価格と実際に成立する価格が異なることがあります。
  • 指値:買いなら指定価格以下、売りなら指定価格以上での成立を目指す注文。条件に届かなければ成立しない場合があります。
  • 逆指値:買いなら指定価格以上、売りなら指定価格以下に達したときに発動する注文。損切りにも使いますが、指定した価格での成立は保証されません。

追証・ロスカット・不足金の違い

追証(追加証拠金)は、必要な証拠金が不足したときに追加の差入れなどを求められる仕組みです。口座残高がマイナスになる前にも発生します。判定時刻・基準・解消方法はサービスごとに違います。

ロスカットは、定められた基準に達した建玉を業者が強制決済する仕組みです。急変時には想定より不利な価格で決済され、なお不足金が残る場合があります。「ロスカットがある」「ゼロカットを案内している」だけで安全性を判断せず、契約先・適用条件・登録状況を確認しましょう。

用語がわかったら、次に確認すること

参考:金融庁「外国為替証拠金取引について」、外為どっとコム・口座照会の説明、GMOクリック証券・リスク説明。確認日:2026年10月11日。

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